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川口隆夫ディレクション企画 「舞踏 ある視点」

田辺知美 『OWAN』

田辺知美

photo by Tatsuhiko Nakagawa

田辺知美

photo by Tatsuhiko Nakagawa

田辺知美

photo by Tatsuhiko Nakagawa

身体知覚を頼りに周囲を浸潤するように踊る舞踏家・田辺知美が、今作ではカメラのフレームを埋めていくように動きます。鍵となるのは<お椀>。従来と全く異なる身体コントロールによって<舞踏>の解体・再構築に挑みます。さらにそこに映画監督・俳優の今泉浩一が侵入し、実験的でスリリングかつユーモラスな映像世界が展開します。約33分。

アーティストステートメント

2020年1月、『身体の知覚』という企画の中の演目で『お椀』を上演しました。会場のアトリエ第Q芸術は、元は日本画家の高山辰雄氏が制作活動をされていたアトリエです。画伯の《食べる》という絵画、その絵の童子が持つお椀に思いを馳せ、迫ってみたいと思いました。人の「食べる」という行為、生活の中の営み。食べ物を入れる器。

その年の年始に読んだ「物の本質に近づくには自分を無しにすることかな」という山口小夜子さんの言葉が妙に印象的で。

お椀を手にゆっくり歩くと、離乳食が始まる頃の乳児の口角からツ-と流れる涎のキラキラが脳裏に浮かび。

流れ落ちる涎を受けて、それは『お椀』になる。

田辺知美

川口隆夫ディレクション企画 「舞踏 ある視点」

1960年代の日本で始まった舞踏は、国境やジャンルを超えて、様々なアーティストに影響を与えてきました。本シリーズでは、『大野一雄について』で舞踏の世界に大胆に切り込んでいったパフォーマー川口隆夫が、この芸術様式のアヴァンギャルドな実験精神を引き継ぐアーティストたちに新作を委嘱。ダンス・演劇・音楽・映像・美術とジャンルを横断するパフォーマンスの数々を通じて、「舞踏」の姿を浮かび上がらせると同時に、その周囲に広がる豊かな創造と未来を見つめることを試みます。
撮影は、京成電鉄株式会社の駅舎として1930年代に作られ、「東京都選定歴史的建造物」にも選定されている歴史ある地下空間、旧博物館動物園駅を舞台に展開します。
協力:京成電鉄株式会社




予告編

アーティスト

田辺知美|Tomomi Tanabe

舞踏家。東京生まれ。大学在学中に踊りを始め、土方巽の稽古に参加。神領國資、大森政秀に師事。ダンス白州、岩名雅記作品等に出演。1997年よりソロ『金魚鉢』シリーズを始める。12年より、土方巽著『病める舞姫』をテキストにしたダンス作品『ザ・シック・ダンサー』を開始。16年より『身体の知覚(カラダノチカク)』に参加している。

作品の公開初日には、作品上映後に続けて「BUTOHスナック」をライブストリーミングします

田辺知美 × 川口隆夫





Credit

構成・演出・出演

田辺知美


撮影者

今泉浩一


衣装

北村教子


共同演出

川口隆夫

舞台監督

河内崇


舞台美術

呂師(砂組)


照明デザイン

森規幸


照明

三嶋聖子、

三上彩菜


音声・撮影

NPO法人LAND FES

編集

酒本凌


スチール

中川達彦、

和田翼