ウィリアム・クライン「GINZA1961 街が主役の写真展」「ダンス・ハプニング・トゥデイ」関連企画

William Klein Day

この作品は現地で楽しむことができます

ウィリアム・クラインが新橋、銀座の路上で土方巽らを撮影したのは、1961年6月27日。ちょうど60年目にあたる、2021年6月27日を、William Klein Day として、「GINZA1961」展示作品の一つである「Crab Dancer」のオリジナルプリントと、クライン氏と親交があり同時期に大野一雄を撮影した細江英公氏のオリジナルプリントを銀座の若山美術館で特別公開します。また、AR「ダンスハプニング・トゥデイ」のガイドツアーを行います。

展示「William Klein Day」

2021年6月27日 11時から17時
若山美術館 (中央区銀座2-11-19 国光ビル4F・5F) 
入場無料 予約制(下記のリンクからご予約下さい)

*予約は終了しました

内容

ウィリアム・クライン「Crab Dancer」(1961) オリジナルプリント

「東京 TOKYO」に所収され、現在銀座地下歩道で展示中の一点。土方巽、大野一雄、大野慶人の路上パフォーマンスを新橋の裏路地で撮影。昨年大野慶人氏の逝去にあたり、ウィリアム・クライン氏から大野ファミリーに贈られたプリントを特別公開します。


細江英公「ディヴィーヌ抄Ⅱ」(1960) オリジナルプリント

「人間写真集 胡蝶の夢」所収。1960年、東京の目黒、油面の路上で踊る大野一雄を捉えた一点。2006年大野一雄の百歳を記念して行われた写真展「秘する肉体」(コニカミノルタプラザ)で展示されたプリントを再公開します。


同時に、大野一雄アーカイヴが保存するオリジナルプリントを間近に見る機会を提供します。荒木経惟、石内都が大野一雄を被写体としたオリジナルプリント、ティム・ウォーカーが大野慶人を被写体としたオリジナルプリントを見られます。迫力ある写真群に触れるまたとない機会です。感染症対策を施しながら予約者限定の入れ替え制で行いますので、ご協力をお願いします。

写真協力 大野一雄舞踏研究所 
会場協力 若山美術館

photo by Hirao ENDO


AR「ダンス・ハプニング・トゥデイ」ガイドツアー

2021年6月27日 14時から17時の間
銀座、新橋周辺
参加無料 予約制(下記のリンクからご予約下さい)
ガイド 森下隆(土方巽アーカイヴ)

*予約は終了しました

内容

銀座コース(定員10名) 所要約30分

14:00 銀座地下展示前集合 四丁目交差点周辺を散策します。


新橋コース(定員10名) 所要約45分

16:00 新橋駅SL広場集合 西新橋周辺を散策します。


AR「ダンス・ハプニング・トゥデイ」では、スマホを使って、1961年の写真を現在の風景に重ねてみることができます。土方巽アーカイヴの森下隆氏にガイドをお願いし、ウィリアム・クラインと舞踏家達が新橋と銀座を実際に動いた足どりを辿るツアーを企画しました。

スマホのカメラ機能を使用するため、電力の消耗が早いです。十分に充電してご参加下さい。また、こちらでモバイルルーターを準備しますので、お使い頂けます。

スマホの機種やOSによって不具合が生じる場合があります。あらかじめ御了承ください。


※本展は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を徹底して実施します。ご来場のお客様におかれましても感染症対策へのご理解・ご協力を賜りたく、 感染拡大防止対策について に記載の内容をご一読のうえ遵守くださいますよう、お願い申し上げます。

[銀座コース]



[新橋コース]

BUTOHスナック TRUエキシビション編

ゲストを招いての生配信トークで、各作品の背景や見どころ、知ればさらに楽しめるポイントなどをご紹介します。
その傍らで、日本を代表する舞踏家が「動く彫刻」として佇む「舞踏家展示」を行います。


5月9日(日)19:30〜翌18:00

光田由里 × 溝端俊夫 × 飯名尚人 × ビショップ山田